買い物カゴを持ち、ドラッグストアの中で
ポケットの中で何かが震えた。

ダレカからの連絡
タッチの差で留守番電話に切り替わってしまい
そのまま耳元に携帯電話を当て続けた。


・・・懐かしい声
何千キロと離れた場所から一瞬とも呼べる速度で声が伝わって
ボクの耳元に届けられた音と感情。

おばさんの伝えたいモノがボクがちゃんと訳せたとは思えないけれど

それを聞いたとき
ボクは人の多いドラッグストアの店内で



ナイテシマッタヨ。。