5mの世界

鞄の中に安心がある

急な雨にうろたえるけれど 常に折りたたみ傘を持ち歩いているボクに死角はなかった。。

なんどでも思い出す

時折吹く風の中にとても涼しい風があって じんわり汗をかいているボクにとってはココロが休まる瞬間をくれると共に 心地よい風が皮膚に触れて思い出したコトバがあった。「我々は自然に寄生して生きているんだ。忘れちゃならんよ」 そう言っていた最後の杣、…

雨粒とは言い難いほどの小雨。 雨が舞う。。

許されないんだな

ボクはもう忘れたいのに 社会は忘れるコトを許さない。 それが現実。。

雲を根こそぎ

台風一過。 雲が一つもない青空。。

お帰りと言いたくないけれど

夏が帰ってきた。。

いい風が吹いている。 向かい風で涼しいが ココロの中では追い風にしたい。。

この辺ではまあまあ大きいビルに写ったオレンジ色の夕焼けにハッとした。少し早く終わり、いつもより2つも早い電車に飛び乗り 心なしかちょっとワクワクしている自分がいる。 目の前に座っている人が置き時計の振り子のようにゆらゆら揺れている。 吊り革か…

雪が消えた日

ザクッザクッと雪を踏みしめる音を聞く事が出来るのは 小さい子とすれ違うときくらいしかなくなった。わずかに残る、白とは呼べない雪は 灰色ではなく黒く変色して道の端で解けるのをただじっと待っている。 黒に染まりつつある冷たい雪は雲が通り過ぎた証拠…

この前は忘れてしまった

日曜日で目が覚めた時に 本降りとも呼べる雨粒の音が世界と馴染んでいるのは いつぶりだろうか?

雷鳴轟くおやつ前。。

見られていた

郊外に向かう電車。 窓にはずっと三日月が見える。 月はじっと 息を潜めてボクを見ていた。。

考えてしまうほどの

異常とも思えるほどの涼しさ。 穏やかに8月の空を仰ぐのは嬉しいけれど 暑さが苦手なボクでさえ 何かちょっと切ないような気さえ思える。。

狐の嫁入りがあったからか、夜風が少しだけ涼しくて 苛立っていたところにその風が身にしみた。 さぁこれからは自分の時間だ! 眠りに落ちるまでボクのものだ。。

自由な音をきけ!!

目的地までの移動時に音楽を聞いているコトが多くて 周りの音なんてほとんど意識しなくなっているコトに なぜか恐怖に似たような感覚が出てきた。それを感じてからイヤホンをつけるコトを止め その場所に流れる生活音、ダレカの声、自分の歩く音・・・ 何も…

キレイだよ

バスに乗ってて写真とれないけれど 見事なBlue Moment みんなも見上げてみよう。 月や星がなくったってキレイだよ。。

通り雨だった。。

だんだんと下がっていく視線

電車やバスで移動している時や少し高い場所から街を見下ろしたりすると 街中に点々と桜が植えられているのがわかって 今住んでいる場所も 毎日通うこの街もそんなに悪くはないなぁなんて思ってしまう。 今はもう満開の時期を過ぎ 小さな桜色がまるで雨のよう…

閏年に降る雪

閏年に降り続いた雪はいつも以上に景色を白く染め上げ 通勤時にすれ違う人の吐く息が狼煙のように立ち上っていた。4年に1度しか訪れない2/29 ちょっと得したような今日をどのように過ごすかで 日々何事も無く消費されているであろう時間を丁寧に使っているか…

吸いこんだ

冷たい雨に触れた空気を 周りにいる人に気づかれないように 静かに 大きく吸い込んだ。 まだ雪は降っていない。。

とても大きな月のオレンジ色が 優しく光る薄暮。。

寒さから

帰ってきて洗濯物を取り込む。 この間までそんなコトなかったのに 今となってはひんやりしている。 冬の準備をしっかりとしなきゃいけない時期。。

どんぐり

大きな公園沿いに歩いていたら 大きなどんぐりが沢山落ちていた。 秋ですな。。

月は後ろに

日曜の夜のファーストフード店は人も少なく 平日の忙しさを知っているとほんのちょっと物悲しい。 目の前のグラスには行き場のうしなった水滴がコースターまで濡らしている。 1人でいる時はだいたい昔のコトを考える。 いつのまにか物悲しい空気にのまれる日…

文月のつごもり

明日から8月だというのに この涼しさはなんとも言えない。 時より雨粒の落ちる日曜日。。

雨の日曜日。 相棒と御曹司とでダルダルな昼下がり。。

小さな長靴

長靴を履いた小学生が沢山通り過ぎていく。昨日の雨粒のニオイは嫌だったが 今日はそうでもない。雨粒の止む間のない水曜日。。

これだよ

葉桜も終わって、アスファルトにも桜の葉を見るコトが難しくなっている4月半ば。どこからか一枚の桜の葉がヒラヒラと落ちてきたのを見つけ 不安定に揺らぐ淡いピンク色に一瞬で目を奪われた。 自分の時間が止まる瞬間がわかった。 桜吹雪とか満開の桜を見る…

月のまぶたが見える。 見上げる余裕。。

この間の月が最接近した次の朝。 あの子がこんなコトをメールで教えてくれた。 「なによりも明るかったのは月だったよ」 街中が減灯している影響だけれど すごい素敵なコトだなぁって思ったんだ。。