ソラ
ずいぶん日が伸びたなぁ んっ?そんなコトはないか・・・ マフラーのいらない夕暮れ時。。
傘に響く音や振動が雨粒とはちょっと違い 雪になりかけの霙が右手をわずかに震わした。ちょうどお昼休みに見えた白いモノは すぐに雨粒に戻り 「さよなら」もなしに 消えていた。。
おばあさま 今日は「秋の青空」だよ。。
大地のように広がっていた雨雲は通り過ぎたけれど 青い空にはまだ世界の果ては残っている。。
街中にススキを持つ人にすれ違い これから沢山の家で名月を愛でるんだろうなぁ 月が見えなくても愛でるコト自体変わらないんだ。 ・・・なんやかんや考えていたら ひょっこりと顔を出していた。 お団子のようにまぁるい月。。
燃えていた。
微かに飛行機雲が見える。シルク繊維のような雲。。
陽射しが肌を焼くあのジリジリ感がない。夏はあまり好きじゃぁないけれど 『移り代わる』というコトは大概 安堵か寂しさをくれる。。
乾いたままのハンカチ時折吹く乾いた風夏は終わってしまったのか? もしかしたらまた振り返すかもしれないけれど今年の夏は通り雨のように吹き抜けている。。
夏。。
夕焼けのない薄暮 気温差で時折吹く風 かなり高い位置にいる欠けた月。。
吾妻橋から見えたダブルレインボー。迷っていたココロに軽やかに 虹を渡るような足どりでA A Sに向かう事が出来たよ。。
梅雨明け。 体感する温度もう夏に近いけれど 太陽の陽射しはまだやわらかい 暑苦しい『奴』の足音が聞こえてきた。。
洗濯日和 というか 洗濯しなきゃ!!と焦ってしまうほどの縹色。。
今日は七夕で 今夜は満月の夜 丸い月と星 どちらが見たい?と尋ねられても 答えはでない。 どっちも見たい。。
久々に月を見た気がする。。
薄暮の東の空に赤ちゃんのほっぺのように ぷくぷくした白い雲が浮かんでいた。 あー写真とりたかった。。
東の空に大きな虹をみた。 Have u seem the RAINBOW?
空を見ると灰色の空。 空を見上げるとボクと空の間には新緑をまとった枝がいた。 少し早い5月がそこにはいた。。
ふと自分の手を見ていたら やたら老けて見えた。その後少し見えた青空に 嫉妬した。 もし見上げた後に自分の手を見ていたら ボクはガッカリしていたかもしれない。 そんなモン。。
『明日は荒れ模様』だろうが ボクはコートは着ない クリーニングに出してしまおう!! そう決めるにうってつけの天気。。
今の夜空 間違えなくあの人の色。。
『見上げる』 と言う行動をしただけで 余裕と落ち着きをもらうコトが出来る。 かすかに暖かい マフラーなんて投げ捨ててしまいたいくらい。。
風が冷たすぎる午後。 雪 降ってほしいような 降ってほしくないような。。
雪。 みんな滑らないようにしているようで 歩くのが遅い。世界がゆっくり回っているように感じるよ。。
2月にこんな暖かい太陽の陽射しに触れていると 身体が燃えてしまいそう。燃え尽きる前に 今日やるべきコトをやろう。。
街路灯もまばらな暗い夜道 聞こえる音は砂を噛むような自分の足音。向かう先には赤い月。。
南西向きの窓を開け放ち 冷たい空気もなんのその。木々の隙間から見える太陽は 日曜のチカラに後押しされているように見える。。
ダレカが泣いている。 ただそんな気がする。。
太陽が沈んだ。 クリスマスイブの始まり。