コトバ
色が指す現在
踏み固める歌声
望ましい足音
流動的な未来 ふにゃふにゃな今 硬くこわばる過去
群れる小言
交わされる切れ端
ぶれる感触
川を渡る風
鏡に写るプライド
浮上する光
切り替わる心音
必ず残す本音
食べる夢 変革する現実
整列するウソ
向き合う手
止まない音
振動する色
時差のあるコトバ 言葉自体に時差なんてない それを作るのは受け取った人なんだ
朝にハワイからの電話 目覚めの時とお昼時がリンクした。 地震→よく揺れる→日本→ボク こんなキーワードの繋がりで電話してきたらしい 地震での被害は問題ない程度とのこと 彼が言った 『むさぼるほどの喜びはいらないな 感謝出来るだけの喜びでいいよ』 この…
影を追う本音 何度もあの人のカケラのような影を見た そのつど瞼の幕を下ろす 一度見てしまうと近付きたくなる でも近付かない それがボクの決めたルール無関心にならないモノは印のついたトランプのカードをもう一度束に戻して切るのと同じで 次にひく時 タ…
カタチを忘れる光
箱の中のやすらぎ
朝方の電話 相手の時間帯を考えないで電話かけてきた南の島にいる昔のビジネス?パートナー 時間のことだけを考えるとかなりの自己中なのだけど 角度を変えて考えてみると 彼の取り巻く世界、存在している世界には時差なんてものは存在していないのかもしれな…
シワを探す掌
曖昧になる足跡
色がある言葉 色のない言葉
すりぬけた人の声
点滅するガラス
自分でしか射ぬけない
カタチが見えるコトバ