コトバ
話しかけるニオイ
右手を求める左手 このコトバ ボクの真ん中にある、暗くて手探りでしか掴むことが出来ないキモチ。 その周りの明るい部分には、真逆のことを望んでいる傾向がある。。 まるで皆既日食の太陽のような状態。
耳の中を駆ける振動
拾い上げる音の振動
大切なことは足元に
顔のない出会い
目覚めない朝
カタチを変え続けるキモチ
内に響く水泡
繋がるニオイ
コトバを形にする唇
絡まる雑音
綻びから始まる道
照らされる影
同じモノを見れない二組の瞳
ソラを映す水たまり
顔の向く先と足の向く先
思考と声の間にあるモノ
意識の外にあるモノは緩やかに沈んでいく
広げる無関心
手元にある答え
オラファー・エリアソンのコトバ『ボクが生まれ育った北欧では太陽がそれほど上に上がらない。だから光は横から射すものだった』日の入りから日没まで横から射す光とはどんなモノなのだろうか?
残る可能性
まぶたの裏と皮膚のニオイ
口元で変わる感情
目を閉じて見る笑顔
塗炭せし本心
俯瞰する翼跡
止まらない時間
逆らうプライド