お茶会

みんな美しい着物を着ていて
雨上がりの葉っぱのようにきらきらしていたんだ

ボクの着物姿がふとガラス越しに薄く見えたとき
かなしいかな、みすぼらしく見えた。

寂しく写り込んだ『彼』の姿を見たボクは
彼を消すためにそそくさと逃げ去る。


久しぶりにおいしいと思える抹茶をいただき
ぷるぷるして金魚をかたどった練り物が中に入った水菓子
今月しか作っていない季節モノだそうで、写真を撮りたかったがその場所ではルール違反なので断念

ゆっくりと過ぎ去った時間。。