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別に忙しいふりをして言葉を紡ぐのを疎かになっているわけじゃぁない。
やるべきことが偏西風のように一定に吹くのではなく
緩やかとも呼べる風のように、休憩しようとすると風が吹く。
コトバを書こうとすると風が吹いていた。
後で『少し前の過去』として書けばいいと思ったが
コトバは流動的で、鮮度が命だと思いなおし書かなかった。
ダレカに話さなかった、ココに書けなかったコトバは3秒前の過去の感情とともに死に絶え
地に落ち、墓に入る
ボクは墓荒らしにはなりたくないので
それらのコトバを掘り起こさないことにした。
死に絶えたコトバは手放せばいい。
そう思っていたら
以前から思っていた『たった一つの意味しかもたないコトバ』の後ろ髪が見えた気がした
あのとき、あの瞬間に思ったコトバすべてがそれなんじゃないかって。
よりいっそうコトバを選ぶようになりそうだけれど
『常に100%でいる』
ということはそういうことなのかもしれない。。