猿 リード 仲間

道の両側に生える木々の枝がアーチのように堤防沿いの道を包み
緩やかな下り斜面には雨に濡れたのか黒く光っていた。

ボクは懐かしいとも思える女の人と犬と猿をリードでつなぎ散歩していた
強く引っ張るリードをしっかりと握り、暗い緑の森の入り口に向かっていた。

リードからすり抜けた猿は木にのぼり、姿を見失ってしまい
散歩をやめて家に引き返そうと道を歩き出す
その途中、猿につないでいたリードを首に巻いていた男の人に出会う
その男はボクの戦友だった
彼は人ごみに消えていった。


こんな夢。。