家路につくときに暗い夜空に三日月
カミソリのように鋭く、もし触れることができるならば、間違えなく怪我をしてしまうだろう。

今日も声が枯れ、自分の声で自分を認識できないでいる
そんな自分が地面から数センチ浮いているように思えたから
風邪を引いているにもかかわらず、最寄駅から家まで走った。
数センチ浮いているように思えた足を地につけるために大地を踏みつけた。

風邪が悪化ようがしまいがそんなことは関係ない
そのときはそう思った。。