THE REAL

自分が想像していたことが実際起こったとき
ボクは何一つ出来ないのが分かった
これ以外の事でもきっと何も出来ないんだろう
ボクの想像は妄想の域を脱していない
信じていたモノが壊れかけた瞬間だった


現実は甘美なモノなんかじゃないと知っているつもり
真実は漆黒の闇の中から濡羽色の羽虫を探すようなモノ


燻る本能が、現実から泥の中に埋もれている真実の果実を拾い上げる。。