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きょんが白いけむりと共に空に消えてから
しばらくぼーっと薄淡い青空を見ていた。
自分ががらんどうになってしまった。
いや、がらんどうだったんだというコトを思い出した。。
忘れられていたわけじゃなかった
広告と集金以外あまり入れられる事のない郵便受けに
手触りの違う紙で
あまり嗅いだコトのない、もしくは懐かしいと思えるようなニオイのする
クリスマスカードがピザのチラシの間に挟まっていた。
おば様の妹さんが送ってくれたカードにはたった一言
「Happy Christmas」
と赤いペンで書かれていた。
メッセージがなくても
カードを送ってくれただけで
明日へのチカラがふつふつを湧いてくる。
まだ遠い異国と
セカイと繋がっているんだ。。