忘れられていたわけじゃなかった

広告と集金以外あまり入れられる事のない郵便受けに
手触りの違う紙で
あまり嗅いだコトのない、もしくは懐かしいと思えるようなニオイのする
クリスマスカードがピザのチラシの間に挟まっていた。

おば様の妹さんが送ってくれたカードにはたった一言


「Happy Christmas」


と赤いペンで書かれていた。


メッセージがなくても
カードを送ってくれただけで
明日へのチカラがふつふつを湧いてくる。


まだ遠い異国と
セカイと繋がっているんだ。。