予想されているのに

傘をさしてもずぶ濡れになるほどの風雨が
珍しくバスの横窓を叩きつける雨粒に
じっと眺めつつ最寄りの停留所まで
どうやって帰るか考えてた。

この間買ったメッセンジャーバックに
いつもはポケットに入れておく携帯や財布を
タイヤゴムで作られた、ちょっと臭いが頼りになるアイツの口の中に押し込んで
久しぶりに本気で家まで走った。


ビショビショになりながら走ったのはいつぶりだろうか?
長距離はキツイけれど
これを機に
走るって悪くないって思えるようになりたい。。