隙間から覗いていた残り火

痩せ始めてもないのに、なぜか指輪が緩くなっていてよく落としそうになる。
まぁこの指にしなきゃならないってわけではないから
ただ単にはめる指を変えるだけでいいのだが
残念ながら小指以外は太すぎて入らないのが現状なので
最近は一種の癖のように
ナニカ行った最後の行動として指輪をクルクルと回転させて
ずり落ちて無いか、なくなってないかを確認している。


余計な動作が一個増えている気がしないでもないが
はめる意味すらないこの指輪に
なんでこんなに考える必要があるのかとしばし考えてみると
何も無いとそれはそれで寂しいというだけなのかもしれない。


指輪の隙間にわずかに残ったファッションへの情熱をみた。。