ネムのために
御曹司の甥っ子犬が朝方に逝った。
先天性の病。若すぎる死。
一度でも触れたコトのある命が昨日とは違う、生きるというコトを止めて
しまうを知るのはツラく悲しい。
何が出来たのか?
ナニカすべきコトがあったのではないか?
そんな思いが泡のように
湧き出てはその度に涙が流れそうになる。
受け入れては拒否。
受け入れては拒絶。
ボクはもう若くはないから、そういうモノゴトを受け入れる準備を学んで
いるはずなのに
何一つ出来ていない。
体感した瞬間に終わってしまうモノゴトが多すきる。
残されたニオイは有りし日の思い出で雲隠れする。
消えていないコトを確かめる為に
命の重さと指先に残っているであろう感情を確かめる。
ネムのために
ありったけの想いをコトバに。。