赤茶けた風  ぬるいコーヒー

風が強く吹き、街路樹が大きく動いているのを
ガラス越しに眺めながら半日以上を費やしている。
もちろん、ただぼーっとしているわけではなくて
生活の糧となっている事をしながらだ。


そういえば
小学校の頃、冬に吹く強い北風が校庭の赤土を巻き上げ
風の色は赤茶色なのかな?なんて感じていた頃があった気がする。

小学校の思い出なんてここ最近思い出す事なんてなかったけれど
あの印象深い風の色を思い出してから、当時の自分を思い出した。


「色」というモノで過去を思い出す。


もしかしたらこの風の色が
ボクの色の原風景なのかも知れない。。