冷たく、高い夜空にいる雲からは雪ではなく雨が降り
降りしきった雪の絨毯に音を立てて落ちている
室内ではカーテンを開けるだけで冷気がスゥーっと流れ
暖かい、ボクや相棒達のニオイの溶けた空気と交わる。
外の景色は申し分ない。
心の景色はそうではない。

昨日は『現実』と『事実』が重なるであろうきっかけがあった一日で
今日はその重なり合った一端がふらふらと感情を揺さぶっていた日だと思う。
すべてがぶれていた
料理は作ったが食べたくない
想像したモノがうまくドローイングできない
いつもは右耳に耳鳴りするのが、今日は左耳がひどく痛んだり・・・
ここまで徹底していると笑いが出てしまうほどだ
いつもは鏡に映す側だったのが、いつの間にか鏡に映った側にシフトしてしまったような奇妙な感覚