2007-12-06 『・・・だった』 緑の葉に赤い秋が滲み、微かに硬くもろくなり秋の風に引き寄せられ地に落ちる。 頭上には薄いベールをまとったような青い空、おばあ様は青空が好きだった こんな空が好きだったのかな?なんて考えてしまう。 今日はおばあ様の誕生日のはずだった。 96になるはずだった。 『だった』というのが本当に寂しさを増す。。