忘れる声 忘れない言葉

長野に行ってきた。
途中、寄った花屋でたくさんの花を買う
空には立ち上る雲  地上には伸び上がる草木

彼女はからからに乾いて暑そうにしてた
大気に語りかけずに会話をする
声を出して話そうとしても
彼女の声は聞こえない




もう8年経った
いち早く記憶の引き出しに入り込んでしまうのは『音』や『声』
ボクはもう鮮明に彼女の声を覚えていない
でももう悲しくはない
声を忘れてしまっても、言葉は覚えている。。