相棒


午前が終わりそうで午後が始まる時間帯に相棒を空に返すため荼毘に付した。

綺麗な箱に花を添えて彼を抱いて行った。

夏の暑さが弱く
空の色が白く覆われている中
小さな煙突から今にも解けて消えそうな白い煙が立ち上っていた。


小さな小さな壺に入って帰ってきた相棒アル。
もうナイスガイの面影はない。


大事な友、相棒がいなくなってしまった事を知らしめるように
彼は色褪せない白になってボクの側にいる。。