旧ミズハ団地に住む中村君

旧ミズハ団地に住む中村君に会いに行く。
この団地は緑がとても多く、空に伸びる生い茂る木の枝で日中でも薄暗くて立ち並ぶ大きなマンションが築年数より古ぼけて見える。
門を抜け彼がひとりで住む棟に向かう途中、ボクと同年代の女性に中村君の事を聞いて見た。
世間話、緑が多いこの団地の事、みんないまだに旧ミズハ団地と呼ぶ事について。
そして話は中村くんの事に・・・
彼は小学生でありながらたったひとりでここに住む口数少ない男の子で自分の事は一切話さないタイプらしい。
緩やかなカーブを抜けて彼の住む棟が見えてきた


・・・



ここで目が覚めた。
久しぶりにニオイも色も感触もある、全てが残る夢だった。。