だんだんと下がっていく視線

電車やバスで移動している時や少し高い場所から街を見下ろしたりすると
街中に点々と桜が植えられているのがわかって
今住んでいる場所も
毎日通うこの街もそんなに悪くはないなぁなんて思ってしまう。


今はもう満開の時期を過ぎ
小さな桜色がまるで雨のようにアスファルトに降り注いでいて
見上げていた視線もいつの間にか足元を見ている自分がいる。


否応なしに飛び込んでくる季節の色。
なんとも微笑ましく思う。。