5mの世界

世界は今日もまぶしいよ。。

手をかざしただけで燃えそうな夕焼け。 とってもキレイ。。

コトバが白く立ち上り 遠くから見てもダレカの息遣いが見える。 すぐに消えてしまうそのコトバは きっと暖かいモノなんだと思う。。

狭間

いつもと同じ時間の電車なのに人が少ない。 これも年末だからなのだろうなぁ なんて考えながら ボーっと窓の外を眺めている。外界をイヤホンで遮断しているから 耳に入る音はかすれ気味の管楽器が唸りをあげ 目に映る世界のミスマッチさに拍車をかける現実に…

見ていた

満月になりきってボクを見下ろしている幾望。 月の傘が白い吐息を隠した夜。。

太陽が落ちる。 視線の先に落ちる。。

終わりから始まりへ

ツリーがもうお目見えしていた。 気が早いと思いつつ ちゃんと写メを撮って見入る。 秋が終わった気がした。。

花の咲いた後 暗い花色

今週は雨粒をよく見かける週で その変化に体調は若干の遅れを感じる。 テニスでいうと0-15 今日も傘の花が咲いていて 自分の持つ真っ黒な傘はなんの色味もなく 必要以上に頑固な自分の影のように見えた。 上から見たら綺麗だが 横からではなんにもない。。

とても良い風が吹いている。 僅かに燃えていたオンタイムのヤル気を吹き飛ばしてくれるような風。 帰り道にナニカを探してみよう! 絶対にナニカあると信じて。。

とても良い風が吹いている。 僅かに燃えていたオンタイムのヤル気を吹き飛ばしてくれるような風。

伝わったよ

紫外線より強いコトバが皮膚に届いた。 コトバは強いな 振り回されないようにしなくてはいけない 日陰に逃れるようなコトは出来ない。。

戦友の旅路をなつかしのメンバーでみおくった。呼吸を止めても 彼の色は相変わらず薄暗い青色で 涙が流れ落ちるほど悲しいが 一方ではなつかしく思えたんだよ 無力で無知なボクは 彼の色を覚えておくことしか出来ない。 ボクにしか出来ない訳ではないけれど …

ベールを纏う緑 泥くさい人生

ブラインドに浮かんだ新緑の残像。 街には半袖やJKTを手に持つ人々が沢山いて いつの間にか5月半ばになっているコトに気づいた。 今まで何をしたのかを明確に答えるコトが出来ないのは 手抜きして日々を過ごしていたと言う意外になく ボクの生き方が少し?歪…

立夏に吹く風

窓を隔てた外界に揺れ動く木々が見える。 G.Wの余韻で怠惰なボクとは逆に 激しく動く若芽が横目で笑っているようにさえ見えた。 怠惰だろうが 一生懸命だろうが 一日の価値は変わらない そう信じたい。。

あれだけ落ちた雨粒達はもう海へ辿り着いただろうか? 街中にはもう傘を持っていない人もいるだろう。最近1人でいるコトが苦痛となってきた。 消費を共有するコトがいかに大事かを痛感し ずり落ちる想像がなんの価値もないコトに気づいた。 ・・・ そんな気…

開いた傘を頭上にかかげる人はまだ少ない。 それとも今日はもう傘を開くコトはないのだろうか? なんだか気分がのらない。。

春の手がハッキリと見えた

外気と身体の熱さが近くなりじんわりと汗ばむ。 重苦しいアウターを身に付けた人は冬の巣穴に逃げ帰ったのだろうか? 鮮やかなストールだけが風になびき 春が手を振っているように見える。 明日は本当に寒いのだろうか? それだけが気になる。。

違和感は続いていた

通り過ぎる風が生ぬるく感じ 飲みかけの缶コーヒーを投げ捨ててしまいたくなる。 急激に変化するコトがあまり好きではないのか 暖かい日々が嫌いなのか ただ短に寒さが恋しいのか粛々と違和感は続く。。

開け放った窓から冷たい空気がひだまりのチカラを打ち消し ラジオからはジョージマイケルがまた去年のクリスマスについて歌ってい る音が交じりあう。「もういいよ ジョージ!去年のコトは忘れようぜ ボクも忘れるコトにするからさ!」 ふと頭に浮かんできた…

きらきら

ベランダの物干し竿に間借りしている雨粒が 太陽に照らされてきらきら光っている日曜の朝。 重苦しい感覚が少し吹き飛ぶような 春風に揺れるカーテンのようなゆっくらゆらゆら日曜日にしたい。。

窓の外を眺めるたび 雲が重くのしかかるように厚く色を重ねる。 冷たくて雨粒のニオイなんてわからない。。

陽射しの余韻 一番星の光 少しづつ 影が消えていく。。

窓をつたう雨粒が 風雨の強さを感じるよ。。

速  泣

急に降り出した重くて速い雨粒。いつもなら立ち止まらないとわからない雨粒の鼓動が傘を持つ手に伝わる。『震える』というのはこんな振動のコトを言うんだろうな ドコカは渇いて ココは潤う。雲は一時的に渇き 灰色の大地が 海に涙を流す。。

コトバの花火が上がった

カウンターを油が支配しているような 昔ながらの中華料理店で 油淋鶏と瓶ビールでゆっくりとボーっとしていたら後ろの方から誰かがダレかに愛を確かめるような言葉が聞こえた。 はっとした。 完全にボクに向けて言ったわけではないのに ある種のコトバは空間…

時折訪れる一陣の風が 昼間の暑さを滲ませ 次第にその色は 『日常』に染まる。。

月の行方

暗くなってから今まで空にぼんやりと月の形が浮かんでいて ふとこの光は月の影なんじゃないか?思ったら 今見ている光がとても儚く思えた。 影がぼんやり光る夜 月の影が映る世界で 明日の夢を見る。。

風がコトバよりも速く走る。。

風が吹くたびに窓ガラスを叩き じっと丸まっていた雨粒が下へと流れた。まるで涙のように。。

赤を身につけている人が街に溢れ赤い人達は東の方向に流れていく。 まるで朝焼けを見ているよう。。