夢
熱いココアを長いストローで飲んでいた。 口の中が熱くただれていくけれど 難無く飲みきってしまう。そんな夢。。
鏡を見ると老齢な女性となっていて 必死に歯磨きをしていたが そのせいか、吐き気を催して ベットの上に吐き出してしまう。 こんな夢。。
緑のまばらな秋の河川敷 七色の折り紙で鶴を折って川に流していた。川の水だけはとても冷たくて 身体がだんだんと冷たくなっていった。 そんな夢。。
夢の中だとすぐ分かる、血のつながった奴とでの食事。 まだ料理はテーブルではなく、調理の真っ最中 玄関のドアを開ける音がしてみんなは誰が来たのかと息を潜めじっと入り口を見ていた。世間では「父」とよぶ人だった。 ボクは無視をして料理をし続けたが、…
昼か夜かよく分からない密閉された空間 ボクは机に向かって漢字テストを受けていた。その中にあった「鎖」という漢字がうまく書けない もちろんこの漢字を知っているし、頭の中ではしっかりと描くコトが出来るのだか なんどやっても不格好で正解にほど遠い文…
5年前理想と思っていた出来事の夢を見た。その出来事を今、夢として体験してもやはりうれしかったのが なんだかもの悲しいようにも思える。 複雑な夢だった。。
見知らぬ人とトタン屋根隊長と3人で旅に出る。 きなこのような砂が広がる場所で行われるゲームに出場することになり ボクと知らない人は大きな滑り台の上で隊長が僕たちの頭上遙か彼方にある的にダーツを投げるゲーム もちろんダーツの矢は届かずにゲームを…
窓なんて無い暗い部屋の中で題名のない映画を見ている。 仲間や大切な人を守り、見事に助けるが その後の世界になじめずに 助けた後から住み始めていた家を売り払い 寂しく街から去っていくというストーリー。ざらざらとしたノイズ セピア色がすべてを物語っ…
夕暮れが終わり、夜が始まるとき ぽっかりと地下へと向かう階段が目について ゆっくりと降りていく。店の中はソバ屋によくありそうな丸い部分が見つからないような四角いテーブルとイスが並んでいて そのひとつに中、高校時代のクラスメイトが座ってお酒を飲…
肌寒い山の中腹、小屋の中で下山の準備をしている。 窓から見える景色は美しい雲海が窓半分を占め、心躍らせる。 ボクは小屋の中にあったノートや重い石など片っ端からバックに入れていく たくさん入れたはずなのにバックは軽い ただ容量が増えただけ。 山を…
体を突き刺すような朝の光がピークを過ぎた頃 街中を見渡せる高台にボクらは今、街で何があるのかをそっと見ていたそんな中、たたずむボクに一緒にいた女の子が日焼けの跡を自慢げに見せてくる 美しいと思えるほどくっきりと分かれていた まるで大空と海を分…
ほの暗い暗闇 視線を落とすと3歩先は暗い海が見える。 広い甲板にプロレスラーのようなすごい肉体を持つ人たちがあつまり 引退するプロレスラーの話を石のように静かに聞いている。 彼の話はもちろんボーダーレスに空間に響き ボクの耳にも伝わり、ボクは涙…
碁盤目状に美しく並ぶ家々を横目に車を止める場所を探している ボクの前にはものすごい大きなバスが走っていて、前方の方を探す事が難しい わずかなスペースを見つけ、車を降り 人の流れと同じ方に歩き出す。 おなかが減り、目についたパン屋で固いパンを選…
道の両側に生える木々の枝がアーチのように堤防沿いの道を包み 緩やかな下り斜面には雨に濡れたのか黒く光っていた。ボクは懐かしいとも思える女の人と犬と猿をリードでつなぎ散歩していた 強く引っ張るリードをしっかりと握り、暗い緑の森の入り口に向かっ…
夕暮れの海岸線 オレンジがかる景色にボクは堤防の上に座っていた。 誰かの声が後ろから聞こえ、急いで走る そんなに早く走っているわけじゃぁないのに、メガネにヒビがはいる ヒビが全面にわたり、ボクの視界は真っ白になり始めボクの足はゆっくりと止まる…
長い袖をだらだらとたらしながら赤い花が咲く花畑を蹂躙していた 踏みつぶす事をメインとして行く当ても無く進む 上を見ると黄色い飛行機雲が何本も走ってた。 何ともいえない後味の悪い夢。。
薄目でしか目を開けることが出来ず 周りを見ることはできないが自分の身体は見ることが出来る。 そのため周囲の色は黒で満たされている。 首筋から口のあたりまでかゆい かすかに腫れている かいてもかいてもかゆい おさまらないかゆさ 息をするのと同じよう…
広い道から一本入り込んだ雑踏のような狭い路地 暖かい陽射しが目の前に広がっているけれど ボクの周りには緑色の霧が立ちのぼっている。 霧の中からダレカの左手がニョキっと出てきて握手を求めてきた。 ボクも左手をだして触れようとするが左手が動かない …
緑色の車は国道沿いの駐車場に止まっていて その中にはボクと小さな男の子が前を見つめていた。 男の子がボクに『泣くなよ 振られたくらいで』とチカラも無く言葉を手放した。 その言葉を聞いたとき、僕は泣いているのかどうかすらわからなかった 実際に泣い…
暖かい格好で暗い街を歩く ひときわ暖かい色で光る建物の中に入りコートとマフラーを脱ぐ 建物の中はショッピングセンターとなっていて そこらじゅうに鏡が宝石のように光り輝いていた。 ある人に『鼻毛がすごい伸びているよ』と言われ 鏡を見てみると鼻毛は…
多分小学校時の友達だと思う。 彼らを含めた3人で東名をひた走る 車内から見える景色は暗く遠くは見えず、すれ違う車の色が残像のように漂っている。 静岡に着き、車を停めた目の前にあるこじんまりとしたギャラリーを見つけ、店内に入る そこには真っ白な石膏…
スキー場の中腹にあるレストラン 日のあたらないところにだけ雪は残り、既にスキー場とは呼べずに山と言ったほうがいいんじゃないかというところ そこでボクはあの人らしき人を含め7人といっしょに働いている。 (あの人らしいというのは真正面から彼女を見て…
緩やかに下る道を早歩き、前だけを見て周りの景色を置いていく ちょっと身体が軽くなったと思い、後ろを振り向いたら 視線の先に黒い塊があり、まるで道に穴があいてしまったように見える 後ずさり、黒い塊に近寄ってみるとそれはボクの影だった うずくまる影が…
周りの色はいつもと変わらなく、空の色は白縹 空港に向かうためにヘリコプターに乗り込む 乗員はパイロット、整備士、ボクをいれて3人 山々を越え、空港が見えたところでヘリの中に煙がモクモクと出てきた 急いで着陸してボクが降りた途端ヘリが爆発してしまう。…
人が数えるほどしかいない映画館の客席 あたりにはダレカが食べたチョコレートの匂いが漂っている スクリーンに映る男女の声は囁くようでまるで無声映画のよう肝心の映画はサッカーの試合前日の話で、これで負けたら引退というちょっとありがちな話 彼は試合…
出入り口からすぐに見えるこじんまりとした会議室。 よくある小さい事務所のよう ボクは女性。 そこでメガネ、スーツを身に付けた男性が『写真を撮りませんか?』と何度も言ってくる。 ボクはのらりくらり断り続けている なぜならそれをしても女子力が向上す…
暑くも無く寒くも無い学校の教室 ちょうど真ん中あたりの席に座ってナニカを待っている。 周りには老齢な人が数人同じように席に座っている 天井を見上げてみても電気はついていないがとても明るい ドアの開く音で静寂の風は止む。 小学6年の時の先生が現れ、…
天気のイイ日。なぜかボクの髪型はアフロで昔の仲間と二人で電車に乗る 電車に乗りこむ時に高校時代の同級生三人組を見かける。 その電車はなぜか椅子ではなく、地べたに座れるようになっている不思議な電車 最初は楽しく仲間と話していたが、そのうち三人のう…
薄暮、人ごみがものすごく多い場所 周りのみんなはコートを着込み、行き急いでいる。 そんなボクはジャージにハーフパンツのラフ過ぎる格好 寒さをしのぐためにゲームセンターに入ったら ショートカットにしたあの人がいた。慌てて奥のほうに行き もう一度すれ…
大勢の人が寒い夜に上がる花火を見る為に巨大なビルの前に集まっている。 ボクは一人でその人ごみの中で押しつぶされそうになっている 花火が終わった後、もう終電も無くどうしようか悩んでいる時に二人組の女の人に出会う よく見ると一人は高校時代あまり話…